目黒駅から徒歩6分ほどにある、東京都庭園美術館。
2014年11月下旬、約3年の休館を経てついにリニューアルオープンしました!
敷地内は都心とは思えないほど、静かで、芸術を楽しめる豊かな空間。
今回リニューアルしてどのように変わったのでしょうか。
本館:白金の豊かな自然に佇む、旧朝香宮邸。
目黒駅から道なりにあるくとほどなく、入り口があります。
敷地内はチケットカウンター&ショップ、本館、新館、日本庭園があります。
入り口すぐのチケットカウンターでチケットを購入。
ショップは奥の新館にもありますが、こちらのほうが種類は豊富でした!
美術館を楽しんだ後またこちらから出るので、帰りに是非チェックしましょう。
本館へは、チケットカウンターから奥へ歩いていきます。
ほどなくして、本館である旧朝香宮邸が見えてきます。
旧朝香宮邸とは
朝香宮家とは、1906年に鳩彦王が創立した宮家。
鳩彦王は1922年から1925年までフランスに長期留学し、当時アールデコ全盛期だったその様式に魅せられ、自宅の建築をフランス人芸術家に依頼し建設されました。
フランスのアールデコ様式と日本の職人技が集結された朝香宮邸は、東京都指定有形文化財に指定されています。
今回のリニューアルで当時の資料にあたって細部までにわたる復元、修復などが行われ、これまで以上に建設当時の旧朝香宮邸が感じられるようになりました。
旧朝香宮邸でアールデコ様式を堪能。
↓玄関はパンフレットなどでもおなじみの、美しいガラスレリーフ。
ちなみに、平日のみ写真撮影可となっています。
↓こちらも有名な次の間。この噴水塔から香りを漂わせて客人を迎えたのだそう。
天井がとても高く、窓も広いため開放感と自然との一体感が素晴らしいです。
どれもクラシカルでありながら、現代でも少しも古く感じないものばかり。
これが1933年に建築されたと思うと本当に驚きです!
新館:カフェやギャラリー
本館の1階から連絡通路で行ける新館。
こちらにはギャラリーやカフェ、ショップなどがあります。
また、建物全体が白とガラス張りでとても開放的!
お天気がよければ外のベンチはとても気持ちが良いですね。
こちらはショップ。クッキーや食器をはじめとしたオリジナルグッズがあります。
カフェで一休み。
新館に併設されているカフェ。
↓テラス席もあります。晴れているととっても気持ちよくて外もおすすめ!
メニューはこちら。お茶がメインですがパスタもあります。
ただし、パスタはお昼すぎに売り切れてしまうこともあるようなので、ランチを食べたい方はお早めにどうぞ。
私たちはテラス席で、ケーキとお茶をいただきました。
↓リンゴのケーキ。甘すぎずでかなり上品でおいしいケーキです!
新館からは、まだオープンしていない日本庭園も楽しめる
実はまだ、日本庭園は2015年以降のリニューアルオープンで中に入ることが出来ないのですが、新館のテラスからはかなり良く見ることが出来ます。
この時期はちょうど紅葉もしていて、とても綺麗でした〜!
新館ギャラリー
今回改築された新館の展示室。
こちらでは現代美術や展覧会など様々なプログラムが今後予定されています。
芸術を堪能したあとは、お土産ショップをチェック。
本館と新館を楽しんだ後は、入り口にあるミュージアムショップを是非チェック。
家族や、外国の方などへとても喜ばれそうなおしゃれなオリジナルグッズがいっぱいです。
駅から5分ちょっとで現れる、都心のほっと落ち着けるスポット。
リニューアルしてより楽しめるようになった東京都庭園美術館、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
開館時間:10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
展覧会準備期間、年末年始
※今年度の年末年始の休館は展覧会準備期間も含め平成26年12月26日(金)
–平成27年1月16日(金)となります。