真夏の紫外線にさらされたり、美容液をつけ過ぎてしまい肌が炎症してしまった私。
がさついたり赤みが出たりしているのは、肌のバリア機能が低下しているからだということはこちらの記事でご紹介しました。
そして現在は、アミノ酸&セラミド配合&低刺激というスキンケアを行い、日に日にかゆみや炎症は落ち着いてきている実感があります。
今回は私が肌のバリア機能をとりもどすために使っているコスメについてご紹介します。
肌バリアを育みターンオーバーを正常化することに注目した敏感肌用化粧品「ディセンシア」。
ダメージ肌にとって最適な化粧品は何かと、かなり色々探した結果私が選んだのは、ポーラオルビスグループの敏感肌用ブランド「ディセンシア」でした。

「ディセンシア サエル」は敏感肌用ブランドのため、
- アルコールフリー。
- 合成香料不使用。
- 紫外線吸収剤不使用。
といった低刺激配合の基本ルールにのっとりながらも、ただお肌に優しいだけではなく
「敏感肌でも効果を実感できる」
をコンセプトに作られている化粧品です。
そのため、ただ肌に優しいだけでなく、美白もできるというのが嬉しいポイントです。
メインの目的であるバリア機能を回復するためにはセラミドとアミノ酸を充分に補給してあげることが重要なのですが、ディセンシア サエルにはこのどちらも配合されています。
かつ、セラミドは最も浸透が良いとされているヒト型セラミドを、ポーラオルビスのセラミドナノスフィアという技術で通常の4倍も角層に浸透しやすくされているのが大きな特徴。
また、バリア機能が弱ってしまっているお肌は外部刺激に非常に敏感です。
そのため、ディセンシアのクリームは「ベントナイト」という自然由来のミネラルを配合。
肌に密着し、保護膜となって肌を外部刺激から守ってくれるんです。
これらの
- 肌バリア機能を育む(セラミド&アミノ酸配合)
- 刺激から肌を守る(ベントナイト&低刺激配合)
- 敏感肌用でありながら美白効果も得られる
という点から、私は「ディセンシア サエル」を選び使うことにしました。
注文したのは、10日間試せるトライアルセットです。
いくら敏感肌用で肌に優しいとはいえ、使用感はしっかりと確認したいですよね。
10日間たっぷり使えて、1480円送料無料でお試し出来るのでその点も安心です。
ここからは、実際に使った「ディセンシア サエル」の感想レビューをお伝えしたいと思います。
「ディセンシア サエル ホワイトニングローション クリアリスト」感想レビュー。

まずは化粧水です。
敏感肌用ということで気になる全成分はこちら。

特に上2行分の成分を全てチェックしてみました!(基本的には化粧品の1行目以降の成分は1%未満のごくわずかの配合なので、これ以降はそこまで肌への影響はないと思います。)
成分 | 効能 |
アスコルビン酸2-グルコシド | 有効成分:美白成分(ビタミンC誘導体) |
グリチルリチン酸2K | 有効成分:抗炎症成分 |
水 | 基材 |
BG | 低刺激保湿基材 |
グリセリン | 低刺激保湿基材 |
コウキエキス-2 | 保湿剤 |
アルニカエキス | 保湿・収れん(△) |
マロニエエキス | 保湿・皮膚軟化(△) |
ハトムギ発酵液 | 保護・美白 |
グリシン | キレート作用(ミネラルを吸収しやすくする作用) |
アルギニン | アミノ酸 |
セリン | 保湿剤 |
リジンHCI | 保湿剤 |
アラニン | アミノ酸 |
ローズ水 | 芳香水 |
グリコシルトレハロース | 乳化・保護剤 |
今回初めて化粧品の成分をここまでチェックしてみました。笑
結果、ほとんどが肌に優しいと認められている成分です。
(△)がついている2つのみ、植物エキスで「化粧品毒性判定事典」で毒性が△とされていますが、植物エキスについては体に有害かどうかの判断は分かれるところ。
個人的にはアロマテラピー検定を持っていてアロマの効果を実感している筆者的には、植物エキスが全て毒性ありとなるとアロマテラピー自体が成り立たないので、植物エキスの毒性は、自分がアレルギーのある種類の植物(たとえばスギ花粉症の人はスギ科など)でない限りはメリットのほうが大きいのではと思っています。
その植物エキス2点以外は全て毒性はなしとされている成分です。
ちなみに成分の一番最後に「メチルパラペン」という防腐剤が配合されています。
アルコールを配合していないので、最低限防腐剤を配合するのは安全上必要なことです。
私は成分表示の上の方にこのような防腐剤が並ぶような化粧品だとやはり肌荒れしてしまうことが多いのですが、こちらの化粧水は一番最後の配合(並び順に配合量が多い)なので、本当に必要最低限にしているんだなと好感が持てます。
また、実際に使っていても刺激などは感じないので、ほとんどの方は問題ないのではないかなと思いますよ!
化粧水のテクスチャーは、それほど粘性はなくさらっとしたテクスチャー。
手のひらに100円玉硬貨大をとり、手で温めてから顔に塗ると良いそうです。それを2回行います。

最初説明をよく読んでおらず1回しかせずに「ちょっと潤いが物足りないかも…」と思いましたが、ちゃんとパンフレットを読んでその通りにやったら全然違いました!きちんと説明読んでから使った方が効果も高まりますね…反省。
塗ったあとは、お肌に残る感じはほとんどありません。セラミドが浸透しているのかな〜と思いながらつけています。
ディセンシア サエル ホワイトニング エッセンス クリアリスト 感想レビュー。

次につけるのは美容液。
こちらは美白成分が多く配合されています。

化粧水と比べると、
- 美白有効成分:アルブチン
- 美肌成分:西洋ノコギリエキス
- 美肌成分:デイリリー花発酵液
- 整肌成分:ムラサキシキブ果実エキス
などの美容成分が配合されています。
アルブチンはメラニン生成を抑制してくれる美白成分ですので、これにより美白効果がのぞめますね。
テクスチャーは化粧水よりはややジェルっぽい感じ。こちらは1円玉硬貨大を2回にわけてなじませます。

こちらもスーッとなじんで、とこに肌浮きする感じはありません。すごくしっとりな化粧水を使っている方だともしかすると物足りなく感じるかもしれないですね。
でもこのあとのクリームをしっかりと肌に馴染ませると、全然変わるんです!
サエル ホワイトニング クリーム クリアリスト 感想レビュー。
最後につけるのがクリームです。


このクリームには、肌の潤いを保って外部刺激から肌を守ってくれる特許技術「ヴァイタサイクルヴェール」が取り入れられていて、上述したベントナイトが保護膜となってくれます。
有効成分のアスコルビン酸は、ビタミンC誘導体。グリチルリチン酸2Kは、抗炎症作用をもつ成分です。
また、ムラサキシキブエキスは高い抗酸化力を持っている成分です。肌表面で酸化がひどくなると肌刺激の一つとなるので、その点も嬉しいですね。
テクスチャーは一般的なクリームという感じ。
こちらは両手で馴染ませてから、伸ばすのではなく手のひらを肌に密着させて馴染ませていきます。
すると、化粧水&美容液で潤ったお肌をしっかりとヴェールで守ってくれるんです。
オイルのような油膜感もありませんので、使用感も気に入っています。
ディセンシア サエルはライン使いで肌バリア機能を高め効果を最大化出来る敏感肌向け化粧品。

最近は化粧品はライン使いをしなくても問題ないという流れですが、ディセンシア サエルは
- 化粧品:潤い成分
- 美容液:美白・美肌成分
- クリーム:肌の保護成分
というように、それぞれのアイテムに最適な成分が配合されているので、効果を最大化したい場合はライン使いが良いと感じました。
どんな低刺激化粧品でも人により合う合わないはありますので、トライアルで確認してみてくださいね。
私はもうすぐトライアルセットが無くなるので、まずはターンオーバーが周り新しい健康な肌が作られる1ヶ月間、使う予定です。
その後の肌状態はまた記事でレビューしていきたいと思います〜!